門出屋の活動記

家族の「今」を残し ありがとうを贈る


お知らせもさせていただきましたが、
先日喫茶スモーコさんでイベントを開催いたしました。
イベント内容は
・プロメイクリストによるヘアメイク
・プロカメラマンによる家族の写真撮影
・未来の自分や家族へのお手紙

お手紙のみのお客様も含めて9組のご家族が来てくださいました。
来てくださった方々のエピソードをいくつか紹介できたらなと思います。


『今年のやりたいことリスト』



来てくださった方の一人に、
「自分以外の人にメイクをしてもらう」ことが
今年のやりたいことリスト100のひとつだったと喜んでくださる方がいらっしゃいました。

「普段メイクはするけれど、成人式や結婚式とか以外でメイクしてもらうことってきっと無くて。
今年はしてもらおうって決めていたけど、もう叶えられちゃった。」と。

日常の一コマだけど、誰かの「やりたいこと」が叶えられ、小さな幸せを見つけられた嬉しい瞬間でした。

『今しか撮れない写真』

高校をもうすぐ卒業するから、制服での写真を残しておきたいと3月に卒業を控える子が来てくださいました。
「今」の自分にとっては日常だけど、少し経ったらそれは日常では無くなるから。

今思えば、私もスマホ使用禁止の学校だったこともあり、制服での写真はプリクラ以外ほとんどありません。ましてや自分ひとりの写真なんてゼロ。
こんな風に残しておけばよかったなと思いましたね。



ご家族できてくださった方々は「家族全員の写真がない」と口を揃えておっしゃっていました。
お父さん、お母さんどちらかと子供の写真はあるけれど、3人でのショットはほぼない。
子供だけ写真はあるけど、みんなでゆっくり写真を撮る暇がない。と。

特に、今回来てくれた家族の子供達にとっては、日常は一瞬で変わっていくはず。
その時のこと、もし本人は覚えていなかったとしても、みんなで過ごしていた日常を、写真と一緒に話してあげられる、いつかの未来のために、残す写真も素敵ですね。



『1年後に届くのが楽しみ』

今回写真撮影と一緒に行った1年後に届くお手紙は、
自分の今の想いを、未来の自分へメッセージを残す方もいれば、1年後の大切な人へメッセージを書く方も。

1年後って意外とすぐだよねっていう方もいれば、
意外と忘れちゃっているかもという方も。

でも、届くのが楽しみだなと皆さんが言ってくださいました。

1年後届く手紙はもちろん宝物になるだろうけど、
手紙を書いた今の時間や、手紙が届いた時に1年前の今を思い出す時間も、きっと大切な宝物になるはず。


「今」しかない
家族の姿を写真に残し、
「今」しかない
この瞬間の想いを文字に残す

スマホがすぐそばにある便利な世の中で、
どちらもすぐにできるはずのことだけど、意外とそれが難しい。

日常のひとつがすこしだけ特別にできたら、
毎日が特別な日になって。
このイベントがそんな日のひとつになっていたら嬉しいです。

皆様がこのイベントに足を運んでくださったことで、この日は私の日常のちょっと特別な日になりました。

また皆様の日常のどこかでお会いできますように。


写真:たかす ちえ
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ヘアメイク:KAHO YAMAKURA
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